生きていく。ただひたすら。そして耕し続ける。世界の秘密に出会うため。
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ロマン・ロラン著 片山敏彦訳 『ベートーヴェンの生涯』を読む。
小松雄一郎訳編 『ベートーヴェン音楽ノート』を読む。
再び『月光』の練習を始める。


「忍従、自分の運命への痛切な忍従。お前は自己のために存在することをもはや許されていない。ただ他人のために生きることができるのみだ。お前のために残されている幸福は、ただお前の芸術の仕事の中にのみ有る。おお、神よ、私が自己に克つ力を私にお与え下さい!」

不幸な貧しい病身な孤独な一人の人間、まるで悩みそのもののような人間、世の中から歓喜を拒まれたその人間がみずから歓喜を造り出す―それを世界に贈りものとするために。彼は自分の不幸を用いて歓喜を鍛え出す。そのことを彼は次の誇らしい言葉によって表現したが、この言葉の中には彼の生涯が煮つめられており、またこれは、雄々しい彼の魂全体にとっての金言でもあった―
 『悩みをつき抜けて歓喜に到れ!』



ロマン・ロラン著 片山敏彦訳 『ベートーヴェンの生涯』 から
人と同じスピードでは進めない
それは中学生の時から分かっていた

だから自分で何もかも決めていた
テスト勉強を始める日にちも
勉強のやり方も

そして自分が納得できるまでやった
うまくいかなかったこともあったし
最後までいかなかったこともあったし
無駄なこともいっぱいやったけど

これはうまくいかないんだと
これは無駄なんだと
自分で気づくまでやったということ自体は
無駄ではなかった
今でもそう思っている
ちゃんと自分で考えて自分で歩いていた

最近忘れていたんだと思う
自分のスピードでしか進めないということを

人のマネをしようとしている自分に気づく
人と比べている自分に気づく
人と比べられて怒っている自分に気づく
 ―怒っているのは自信がないからさ
置いていかれていることに焦っている自分に気づく

だから自分がこんなに嫌になっているんだ
以前は自分のことをここまで嫌いではなかった

私には私のスピードがある
人には人のスピードがある
他人のスピードに合わせたって絶対にうまくいかない
 ―人のスピードってその人が一番適しているスピードだから
だから自分で納得して一歩一歩進むしかない
ほんとにそれしか前に進む方法はない

勉強の仕方も
仕事の仕方も
人との接し方も
人生の進め方も
自分で決めていくしかない
自分で納得して先へ進んでいくしかない

人からプレッシャーかけられると
焦るし気まずいし恥ずかしいし
ついつい自分で納得してないことを口走ってしまうけど
そこは立ち止まろう
どんなにみっともなくても

自分のスピードでしか進めないこと
分かっているつもりで忘れがち
ついつい他人と比べてしまう

まずは自分の今を受け入れること
どんなに嫌いだってしょうがない
ここがスタートポイントなんだから
他にないんだから
そして自分の課題をひとつひとつクリアしていくこと
そうして少しずつ自分を好きになっていくこと
それが成長ということ
それだけが前へ進む方法
傷を、大事に育んでいくことじゃ。そこからしか自分というものは生まれはせんぞ

梨木香歩『裏庭』
宮本常一さんの『忘れられた日本人』を読む。
すごくおもしろい。
じーんとしたりする。
内面の王国を守る
気高き騎士
であり
実直な庭師

泉が枯れることなきよう
濁ることなきよう

豊かで清らかなる
内面の王国を守る
騎士兼庭師
どこまで捨てられるか

友だちがいなくてもよしとする
うまくしゃべれなくてもよしとする
認められなくてもよしとする
個性などいらない
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